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鳥インフルエンザのお話


 
踏み込み消毒

  はじめに


 既にご存知かと思いますが、2004年2月末、京都府の浅田農産において鳥インフルエンザが発症しました。報道等をみる限り隠蔽工作をしようとしたのは明白であり、真剣に養鶏に携わるものとして本当に腹立たしく、許せない思いで一杯です。
あのようないい加減な企業と同じように思われてしまうのは不本意です。利助の養鶏の実際を伝えなくては、と利助で現在行っている防疫対策等の情報公開の必要性を痛感しました。


 まず、私たちは 「鳥インフルエンザを発症してしまえば廃業しかない」という強い危機感を持っています。
事実、鳥インフルエンザを発症してしまえば全群殺処分になり、当分のあいだ鶏は飼育できません。

 誤解なく読んで頂きたいのですが、現時点でこの病気を一番恐れているのは他の誰でもなく養鶏家である私たち自身なのです。
万が一発症した場合を想定してみます。
まず、短期間にとてつもない勢いで鶏が死んでいきます。生き物を飼っている人間にとって、こんなに悲しく、恐ろしいことはありません。
また、鶏と密接に関わっているということにより、私たち自身がインフルエンザウィルスに感染する危険性も考えられます。
さらに、養鶏家としての信念と情熱を持って今現在していることの全てが突然 ”無” になってしまう恐ろしさがあります。
勿論周りに多大な迷惑をかけることになります。私たちにとって、先の見えないことが大きな恐怖なのです。
様々な統計により、現時点で卵を食品として召し上がるお客様、鶏との関係の薄い方のウィルス感染の心配は殆どないと考えられます。

していること

私たちは、鳥インフルエンザを防ぐためにこのようなことをしています
利助のしていること
場所
していること
意味
農場入口
入ってくる車の消毒 外部からのウイルス持ち込みを阻止する
農場入口
踏み込み消毒 外部からのウイルス持ち込みを阻止する
鶏舎入口
踏み込み消毒 外部からのウイルス持ち込みを阻止する
作業場入口
踏み込み消毒 外部からのウイルス持ち込みを阻止する
鶏舎 金網補修 野鳥の侵入を阻止
車の消毒踏み込み消毒アップ

 以上のように、今現在、我々がするべき事は絶対にウイルスを侵入させないことなのです。

※万が一、発症するようなことがあれば、直ちにお客様、出荷先、関係機関に報告することを 「比良」利助 は約束します。
 

今日も鶏は元気です!!
↓鶏の死亡数を表にまとめていました↓

リンク

たまご博物館・トリインフルエンザとは?

滋賀県家畜保健衛生所・公式ページ

滋賀県・高病原性鳥インフルエンザ
 
元気だよ

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