鳥インフルエンザ
2005年6月26日
茨城県の養鶏業者の鶏から、毒性は低いものの鳥インフルエンザ・ウイルスが26日、検出されました。

今回の型(H5N2型)は、去年猛威を振るった型ではないのですが、僕たち生産者は注意が必要です。弱毒ではありますが、高病原性ということなので感染のスピード、経路等、警戒しなければいけないと感じています。
いつ強毒に変化するか分からないのも少し不安です。


弱毒ということでもう一つ。死亡羽数が少なく、発見するのが遅れる事があります。
今回のように夏場、特にシーズン始まりのグッと暑くなる時期の初期において、鶏には多大なストレスがかかります。産卵率が落ち、弱い鶏は死亡することもあります。
もちろん僕たち生産者は、そうならないように、さまざまな努力をします。換気の徹底、餌の配合の見直し等、鶏たちが少しでも快適に過ごせるようにしているつもりでいます。
にもかかわらず、一時的に死亡羽数が増えることもあります(T_T)

鶏は、さまざまな病原菌の脅威にさらされています。特に抵抗力が落ちる夏場、注意が必要なんだということを改めて感じました。
鳥インフルエンザに対する取り組み
-過去の記事ですが、現在も継続して取り組んでいます-

 【TOP】 【メール】
Webサイトに掲載されているすべての著作権は「比良」利助に帰属し許可なく複製を行うことを禁止します
Copyright (C)2004 RISUKE All rights reserved