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その源ちゃんが老衰の為、亡くなりました。長いこと生きてくれはったけど、こう書くだけで涙が出てくるねんなぁ。
あの日は明け方源ちゃんを看取って、ゆっくり静かに源ちゃんの死を悼みたいと思ったけれど、何とも忙しい週末。息つく暇も、ひと休みする間ぁもあらへんかった。ようやっとその日の仕事を半分ほど片付けた夕方、山の鶏舎の一角に埋葬しに行ってんなぁ。そしたら、たまご集めのパートさんたちもお別れしてくれはった。いつも皆が来てくれはるとこやったら源ちゃんさびしないなと思って。あ、嘘うそ、私等がさびしないように近いとこにしてん。 |
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