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農場のある山肌の自然そのままの土地は店舗からも家のある地域からも少し離れています。
その為、季節の来るのが早く「季節の移り変わり」が肌で感じ取れます。
利助の鶏たちの過ごしている比良の山々は今どんな季節が訪れているのか、
そんな農場の飾らない日常の風景から ”その空気感” を感じ取ってもらえればとこのページを作りました。
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秋から冬へ・・・比良の晩秋04.10〜11 |
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いつの間にかたくさん飛んでいます。
真っ赤なおしりが一足先に比良の山から降りてきた紅葉の様
その向こうに広がる空はとても高いのです。 |
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秋になったらこのあたりの藪や日当たりの良い林の中に
必ず見つけてしまう朱の実、5p位あるかな?
「実葛・さねかずら」というそうです。
つるが赤みを帯びてしなやかです、編むのにも
良さそう。(最近こればっか、です)
残念ながら乾燥すると黒ずみ、あまりきれいでは
ありませんでした。
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あんまり天気がいいので散歩に出掛けました。
比良の山の紅葉もピーク、標高1200M級の尾根
(武奈ヶ岳ぶながたけといいます)では
きっともう終わっている頃でしょう。
比良川の堰堤にちょっとした木立がトンネルのように
なっている道があり、一度歩いてみたかったので
この機会に行ってみました。
気持ちの良い木漏れ日の中
松ぽっくりやヤシャブシの実、百合の花殻を拾いました。
ふと見ると隣で丞が松ぽっくりを噛んで口中茶色に
染まっていました(~_~;)
(11/23)
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いばらもそろそろ黄色くなってきました。
雄と雌?があるのかこれは実が付いていません。
サンキライとも言って赤く熟した実をクリスマスなどに飾るのが
一般的になってから、山に採りに来る人が増えているのか
最近あまり見かけなくなりました。
蔓採りにもマナーがあると思います。いくら嫌われ者の蔓であっても
知らない山に入り、好きなだけ採っていくのは山菜採りにも似て
マナー違反。もしそこで地元の人に出会ったらひと言断って気持ちよく
採取するほうがお互いにいいでしょう。
根こそぎ、もやめて欲しいです。
半分は残していくと、来年また元気に育ちます。
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農場の入り口にあるコナラの木、少し腰をひねったような
特徴のある形をしています。
夏には濃い色の葉っぱをたたえ、気持ちのよい涼しい影をもたらし
蝉やカブトやクワガタの集まるオアシスです。
今は少し薄くなったその葉の色、これから風が吹くごとに
落ち葉となって地面を覆います。
堆肥つくりにはもってこいのたくさんの量です。(11/17) |
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散歩の途中、イノシシの檻を見つけました。
大きさはり口と高さは約1.5m、奥行き3m位。白く見えるのは米ぬかが播いてあるからです。
最近はこれにイノシシでなく熊がかかることもあるそうなので、入ってないのに見た時はちょっと
緊張。頑丈で大きい物なんですね。当たり前なのですが。
このあたりは冬になると四駆に無線を付けた猟友会の人たちが犬を連れて登っていくのに出会います。
今年の蔓とりはいつもより装備がいるかな?カウベルでも買うか・・・(11/14)
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少し山の方へ登るともう紅葉は終わりがけ。
比良の山はナラ類などのどんぐりの木が多く黄色に紅葉する葉っぱが多いです。
これはこの土地の植生がそうさせているんです。
楓やもみじ類が赤く美しいのですが、ここいらではあまり見かけません。
いつか母と行った東北のナナカマドは燃えるような「赤」でした。
その土地その土地で秋の彩りは全く違うのだとここへ来て思いました。
これは山桜に似た木でしたが紅く美しかったので撮ってみました。
もちろん落ち葉は拾って乾燥、リースに飾ろうっと(^^ゞ |
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すっかり葉っぱが落ちて茎と実だけになったヤマゴボウ
高所鶏舎の前には鳥たちの餌になる秋の実物がたくさんあります。 |
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農場への道はそろそろ本格的に晩秋の
彩り。
夏に勢いのあった草や木の葉もしんなりして
景色が落ち着き始めました。
一番はじめに紅葉し始めるのは山桜、柿や
ウルシなどなんですね。 |
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大きい柿の葉は
黄色からオレンジ
に。 |
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農場の裏の雑草がやっとおとなしくなり気が付けば足下に深紅の
小さなビーズのような野いちごが。
葉っぱは半分紅葉し始めています。
朝夕と昼間の気温差が開くほどにきれいに色づくのです。
晩秋のシックな色合いの中にこの赤は輝いて見えました。(11/2) |
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珍しく風の全くない夕方、農場の近くのコナラの木に絡まる蔦がもう良い色に
なっているのを見つけました。多分蔦ウルシです。
緑から、黄色、そして朱に変わりやがて濃い赤に。
この移り変わりを間近にみることが出来ることに幸せを感じます。
夕日が山の端に落ちる一瞬の鮮やかな光りでいっそうきれいに見えました。 |
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農場の小屋は今収穫した綿や唐辛子などでいっぱい。
どれも枯れ葉や折れた枝を整理し、乾燥します。
丁寧にひとつひとつ片づけます。肩が凝る作業ですが、自分が作ったものはそう簡単には
無駄にできなくなるものなのです。乾燥するとまたぎゅっと色が深まります。
これらはほとんどが販売用、残りはリースの材料と食卓へ。(10/13) |
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比良の初秋 04.09はこちらから |
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