なみのおととねむる 2004年11月
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3(水)

何やらあやしい二人組?
いえいえ、このおじさま方は、その誠実な仕事から全国にファンを持つ
京都千本五辻の珈琲茶館のマスターにして焙煎職人、
田中さんとそのお友達なのです。

今日は珈琲茶館で焙煎修行をされていた
南さんがお店をオープンされるということで、
店を閉めて滋賀にいらっしゃしました。

私もご一緒する予定でしたが、生憎、といいますかなんと言いますか
ケーキのご予約が急に入ったり、などなどで
とっても店を空けられるどころではなく、
後ろ髪引かれる思いでお留守番(?)したのでした。

利助の前にお二人並んでいただいて、
はいぱちり、です。

朝からは良いご陽気で、休日らしく店の前のR161も車が多かったですよ。
2(火 )

スペイン産のおいしいセミドライいちじく。
これを白ワインとスパイスでシロップ煮にします。

種のプチプチした歯触りが楽しい、
生のケーキにも焼き菓子にも使えるおいしいコンポートです。

無花果の木は小さい頃から家のかどにあって、
白い汁が口の周りにつくとかゆくなるので
用心して食べたものです。

初めてフランスで食べたいちじくは日本のそれとは全く別物。
小振りのものが多く、色も黒や緑と様々でした。
品種もさることながら、
土壌や日照によって果物の味はこんなにも違うものかと
記録的な猛暑であったその夏、
太陽をいっぱい浴びておいしく実ったいちじくを
かの地で毎日のように食べたことを覚えています。
いうても一週間ぐらいのことですが。

ああ、また行きたいなぁ。
じっくりことこと煮ますのよ。
1(月)

すっかり秋らしくなってきました。
肌寒くなるとやっぱりチョコレートやナッツが恋しくなりますね。

右はクレームブリュレショコラ。
湯煎焼きして冷やしたものに、
色々なナッツのローストを合わせて召し上がっていただく、
なめらかなチョコレートのガトーです。

チョコレートって甘くてしつこい、とお思いの方にこそ
召し上がっていただきたい、
上質なチョコレートの風味の活きたクレームブリュレです。
秋冬限定 チョコレート好きの方ははずせませんよ。
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菓子工房友は琵琶湖を臨む比良山系の麓のたまご農家 比良 利助から生まれた菓子工房です。
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