なみのおととねむる 2005年9月
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18(日)

店のショーケースに並べて皆さんに連れて帰ってもらうケーキを作ったりウェディングケーキを作ったり。
一見いつものように日中を過ごし、夕方にやっと源ちゃんを埋葬しました。
本当は午前中にしたかったのです。

卵をネットに詰める作業所がある建物の前の桐の木の根元に
1立方メートルよりも大きな穴を掘り、
お父さんと一緒に埋めました。

源ちゃんのことをいちばんかわいがって下さった
尺八とお琴の師匠、真鍋さん夫妻に見送られた幸せな最期だったと思います。

まあ、穴掘るスコップ持ってくるだけで泣けてくるのは
どうしようもないことなのだとうけとめるのです。
鼻水だってしょがないねん。

私があまりに悲しむので
お父さんも悲しいのに我慢してはったみたい。
ごめんな、おとーさん。

皆がいるところにの近くに埋めてあげられて、良かったです。

17(土)


今朝未明、我が家のおばあちゃん犬源ちゃんが永眠しました。

私が帰宅したときにはまだ静かに呼吸をしていましたが
お風呂に入って様子を見に出てみるともう亡くなっていました。

月が隠れて暗かったのでお腹の上下が見難く、
身体をさすってやりながら
自分の手が熱いのでそれが体温だと思っていたのですが
なんだか様子が違うなと感じ、息が耐えていることを知りました。
昨日はしんどいのか、一日中ずっと鳴いていましたので
おなかをさすったり毛を梳かしたり顔を拭いたりしていたのですが、
家族の話では、私が留守にしていた二日ほどは
ずっと寝た状態で、鳴いていたのだそうです。
最期はとても静かでした。

私が高校生の頃に熊対策としてやってきた源ちゃんは
猟犬の血を濃くひいているのかとても敏感に動物に反応し、
鶏舎の頼もしい見張り番でした。

最近は歳もあって鶏舎には行かずの隠居生活で、
家と店を行ったりきたりの毎日。
愛想のよさが極上で、店の裏に居るときには
わざわざ会いに来てくださるお客様もおられるくらい
色んな方にかわいがってもらっていました。

水のほかに何も口にしなくなった源ちゃんが
最後に私の手からプリンを食べてくれたこと、
ずっと忘れることはないと思います。

源ちゃん今までありがとう。
最期にお世話させてくれてありがとう。
どうぞよいとこ行ってくださいね。
甥っ子がお留守番中に眠っていました。
あわてないあわてない。
ひとやすみひとやすみ。
12(日)
今日は何だか不思議な日でした。
知人友人お世話になった方々がまるで申し合わせたかのようにいらしてくださったのです。

トップバッターはあーんちゃん。
中学校のときの同級生です。
兄同士がお友達ということもあり、間接的には色々と聞いていたのですが、直接会うのはうーん、何年ぶりなのだろう・・・
会わなかった間のことを少し話したりして、楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
あーんちゃん、お母さん、来てくださってありがとうございました。
また今度、ゆっくり話したいねえ。

それから、そのおなじ頃には親戚のお姉さん家族がお見えになりましたし、午後には母のお友達のKさんが(こちらも何年後無沙汰していたやら・・・)
そして夕方にははるばる愛知県からWさんご夫妻がお立ち寄りくださる、とまあ一日にこんなにたくさんの方々にお目にかかれるなんて
いやはや、今日はいったいなんだったのだろう・・・と不思議な日でした。
あ、選挙に行かねば。(只今18:12)
11(土)
プルーンとピーカンナッツのタルトです。
秋には色々な果物が旬を迎えますね。
プルーンも今だけのお楽しみ。

焼き上がりにホイップトクリームを添えて。
うーん、すてき。
ここのところのおばあちゃんは
夏の野菜の始末と冬の野菜の準備に忙しくしてはります。
私がカメラを持ってちょろちょろするのも面白がってくれてはります。

度々
「おじいさんはよう迎えに来てくれはらへんかなぁ。」
なんて言わはるので、
「そらまだまだやと思うわー。」
と笑って返します。

おばあちゃんが80代半ばでこんなに達者で居てくれはるのも、こうして畑仕事に精を出してはるからやろうなぁ、と
家族みんなで思っています。
8(木)
九月になったので夏休みだったお花のお稽古も再開です。
秋のお花になってぐっと渋めになりました。

秋明菊(貴船菊)
三島柴胡(みしまさいこ)

アゲラタム
7(水)
家のかどにある山椒の木。
実が赤くてかわいいなぁ。

台風の後の一こまです。
3(土)
バナナたっぷり! オーダーいただいてお送りしたカラメルバナナの生姜風味タルトです。
菓子工房友開店以来作り続けている定番のタルトです。

初めての方は生姜というと「ええー!っ」と仰います。
ですが、ジンジャーパウダーというスパイスを使ったビスケットは
広く世界で作られていますし、
もちろん生姜ばかりがぴりぴりとするほどには入れていません。

バナナとカラメルに香りを少し足したいな、と考えて入れています、とご説明し
お試しいただくと生姜もスパイスの一つだと面白がっていただいているようです。

ちなみにこのタルトにはジンジャーパウダーではなく生の生姜をすりおろして使っています。
1(木)
今年はかぼちゃの当たり年!
とってもおいしいのです。
ただ切って蒸らし炊きするだけで本当においしい。
甘味も十分で、煮物にサラダにスープに、と
とっても重宝しています。

かぼちゃってなんていい子なのでしょうねぇ。
うまいのよー
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菓子工房友は琵琶湖を臨む比良山系の麓のたまご農家 比良 利助から生まれた菓子工房です。
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